みなさん、こんにちは。
恵比寿のパーソナルジム
ワイズジムの代表、山崎です。
みなさん、日常的に呼吸は深くできていますでしょうか?
なかなか自分の呼吸が深いのか?浅いのか?理解している人は少ないと思いますが、呼吸が浅いと身体に様々なデメリットが出てきます。
本日はそんな呼吸が浅いことで起きるデメリットについて、パーソナルトレーナーの視点から解説していこうと思います。
呼吸が浅いと?
呼吸が浅いとどんなデメリットが身体に起こるのでしょう?
それぞれ見ていきましょう。
①酸素供給不足
通常呼吸をすることで酸素を肺に取り込んでいます。
呼吸が浅いと、肺に取り込まれる酸素の量が不足し、その結果、体内の酸素レベルが低下し、細胞や臓器への酸素供給が減少します。
酸素供給不足は、倦怠感、めまい、頭痛、集中力の低下などの症状を引き起こす可能性があります。
②二酸化炭素の蓄積
呼吸は酸素を取り入れるだけでなく、二酸化炭素を体外へ吐き出す役割もあります。
呼吸が浅いと、体内に十分な二酸化炭素を排出できない可能性が高まり、これにより、血中の二酸化炭素濃度が上昇し、呼吸不快感やめまい、動悸などの症状が現れることがあります。
③ストレス反応の増加
浅い呼吸は、自律神経のバランスに影響を与え、交感神経(ストレス応答を促進する)が優勢になる可能性を高めます。
交感神経は攻撃的な神経・興奮状態を作る神経なので、その結果ストレスや不安が増加し、身体や精神の健康に悪影響を及ぼすことがあります。
④姿勢の悪化
呼吸は1日に約2万回行われます。
呼吸が浅くなると、本来動かしたくない肩や胸の筋肉を2万回動かすことにつながる為、姿勢の悪化や肩こり、背中の痛みなど、身体の不快感を引き起こすことがあります。
その結果、胸郭や肩が硬くなり、正しい姿勢を保つのが難しくなり、また姿勢が悪くなるという悪循環に陥る可能性が高まります。
⑤呼吸器疾患の悪化
呼吸が浅い状態が長期間続く場合、呼吸器疾患(例:気管支炎、肺炎、慢性閉塞性肺疾患など)のリスクが高まることがあります。
呼吸器疾患を悪化させないために、日常的に深い呼吸を意識しましょう
呼吸のまとめ
いかがでしたでしょうか?
呼吸が浅い状態は、一時的なものである場合もありますが、慢性的な状態となると健康・精神に影響を及ぼす可能性が高まります。
呼吸はトレーニングで改善できるものも多いので、浅い呼吸の人は積極的に呼吸のトレーニングをしていきたいです。
正常な呼吸パターンを維持し、適切な呼吸法を学び、生活の質を上げていきましょう!
本日もお読み頂きありがとうございました。
恵比寿パーソナルジム
ワイズジム代表 山崎