みなさん、こんにちは。
パーソナルジム|ワイズジム恵比寿の代表、山崎です。
みなさん、トレーニング中に水分はしっかりと摂りますか?
昔は水を飲むなと言われていた時もありましたが、今は絶対に取れとさえ言われています。
具体的にはどんな理由があるのでしょう?
本日はそんな【トレーニング中の水分】について、パーソナルトレーナーの視点で解説していこうと思います。
水分を取らないと?
まずは水分を取らないとどうなるのでしょう?
1. 脱水症状
運動中に汗をかくことで水分が失われるため、水を飲まないと脱水症状に陥る可能性があります。
脱水症状になると、以下のような症状が現れることがあります。
- 口の渇き
- めまい
- 頭痛
- 疲労感
- 筋肉のけいれん
2. 運動パフォーマンスの低下
体内の水分が不足すると、筋肉の働きや血液循環が悪くなり、運動能力が低下します。
- 筋力の低下
- 持久力の低下
- 反応時間の遅れ
- 集中力の低下
3. 体温調節の障害
水分が不足すると、汗をかいて体温を調節する能力が低下します。その結果、体温が異常に上昇する可能性があります。
これにより、熱中症などのリスクが高まります。熱中症は以下のような重篤な症状を引き起こすことがあります。
- 高体温
- 吐き気や嘔吐
- 混乱や意識喪失
4. 心臓への負担増加
脱水により血液の粘度が高くなり、心臓が血液を全身に送り出すのにより多くの力を必要とします。
これにより、心拍数が上昇し、心臓への負担が増加します。
5. 筋肉の損傷
水分が不足すると、筋肉の酸素供給が不十分になり、乳酸が蓄積しやすくなります。
これにより筋肉のけいれんや損傷のリスクが高まります。
水は飲んだ方がいい
トレーニング中に水を飲むことは非常に重要です。
運動中は体が汗をかくことで水分を失うため、水分補給を怠ると脱水症状になる可能性があります。
トレーニング中に水を飲むことの主なメリットについて、それぞれみていきましょう。
- 体温調節: 運動中に体温が上昇すると、体は汗をかいて熱を発散しようとします。水分を補給することで、体の冷却機能が適切に働くようにサポートします。
- パフォーマンスの向上: 水分が不足すると、筋肉のパフォーマンスが低下し、持久力が減少する可能性があります。適切な水分補給により、運動能力を最大限に引き出すことができます。
- 疲労の軽減: 脱水状態になると、疲労感が早く現れることがあります。水を飲むことでエネルギーレベルを維持し、運動を続けやすくなります。
- 怪我の予防: 脱水は筋肉のけいれんや関節の痛みを引き起こす可能性があります。適切な水分補給により、これらのリスクを減少させることができます。
具体的な水分補給の方法
- 運動前: 運動を始める30分から1時間前に、300~500mlの水を飲むことが推奨されます。
- 運動中: 運動中は、15~20分ごとに約200mlの水を飲むことが理想的です。特に、長時間の運動や高温環境での運動では、水分補給が一層重要です。
- 運動後: 運動後も体が汗をかいているため、水分を補給して体の回復を助けます。失われた水分を補うために、体重の1kgあたり約1.5リットルの水を飲むことが推奨されます。
水分補給まとめ
いかがでしたでしょうか?
適切な水分補給は、運動の効果を最大化し、健康を維持するために欠かせません。
なので、トレーニング中には積極的に水を飲むようにし、健康的な状態を維持していきましょう!
本日もお読み頂きありがとうございました。
パーソナルジム|ワイズジム恵比寿
代表 山崎