みなさん、こんにちは。
恵比寿のパーソナルジム
ワイズジムの代表、山崎です。
みなさん、横隔膜という筋肉は知っていますか?
横隔膜は、あまり有名な筋肉ではないですが、
体にとって、とても大切な役割がある器官で、横隔膜が正しく働かないと、体に多くのデメリットが出てきてしまいます。
本日はそんな【横隔膜】について、パーソナルトレーナーの視点で解説していこうと思います。
横隔膜とは
そもそも横隔膜とはどこに着いていて、どんな作用があるのでしょう?
横隔膜とは、人間や哺乳類の体内にある重要な筋肉です。
横隔膜は胸腔と腹部を仕切る役割を果たしていて、形状はドーム状で、広い平面状の筋肉です。
横隔膜の主な作用としては、呼吸に関連しており、呼吸運動の際に肺の拡大と収縮を助けます。
呼吸が行われると、横隔膜は収縮して平坦になり、胸腔の容積を拡大させて空気を吸入します。
逆に、横隔膜が弛緩すると、胸腔の容積が減少し、肺が圧縮されて空気を排出します。
このように、横隔膜は呼吸の主要な筋肉であり、自動的に繰り返し動作します。
しかし、意識的にも制御できます。
例えば、歌唱や演奏、体の姿勢の調整などにも横隔膜が関与します。
また、横隔膜は消化器系の一部を支える役割も果たしています。
横隔膜の適切な機能は、正常な呼吸と消化に重要です。
横隔膜が正しく働かないと?
横隔膜は呼吸過程で重要な役割を果たすため、横隔膜が十分に動かない場合は呼吸に関連する問題が発生する可能性があります。
正常に機能しない場合のデメリットをそれぞれ見ていきましょう。
①呼吸困難
横隔膜が適切に収縮・弛緩しないと、十分な空気を肺に取り入れることができず、呼吸困難を引き起こす可能性があります。
②呼吸が浅くなる
横隔膜が動きにくいと、呼吸が浅くなりがちです。
これによって、体が適切な酸素を得ることができず、疲労感や不快感が生じる可能性があります。
③肩こりや首こり
横隔膜の運動が制限されると、呼吸の補助筋である胸郭や首の筋肉が過度に緊張することがあります。
その結果、肩こりや首こりが生じる可能性があります。
④消化問題
横隔膜の運動が制限されると、胸腔と腹部の適切な圧力差が生じにくくなります。
これによって、消化器系の正常な機能が妨げられる可能性があります。
⑤睡眠障害
呼吸が浅い状態や、不規則な呼吸パターンは睡眠の質を低下させる可能性があります。
横隔膜の適切な動きがない場合、これらの問題が引き起こされる可能性があります。
横隔膜まとめ
いかがでしたでしょうか?
繰り返しになりますが、横隔膜は体にとってもとても大事な筋肉です。
横隔膜の適切な動きが制限されている場合、適切な治療や運動療法が必要となる場合があるため、適切な方法で改善していくことが大切です。
横隔膜の動きを正しく出して、負担のない呼吸を手に入れましょう!
本日もお読みいただきありがとうございました。
恵比寿パーソナルジム
ワイズジム代表 山崎