パーソナルジム|ワイズジム恵比寿・明大前

サルコペニアとは?

みなさん、こんにちは。
パーソナルジム|ワイズジム恵比寿・明大前、代表の山崎です。

みなさん、サルコペニアという言葉を聞いたことがありますか?
今は結構メディアなどでも取り上げられる機会が多いので、知っている人も多いと思います。

具体的に、サルコペニアとはなんなのでしょう?
本日はそんな【サルコペニア】について、パーソナルトレーナーの視点で解説していこうと思います。

サルコペニアとは?

では早速ですが、サルコペニアとはなんなのでしょう?

サルコペニアとは、加齢に伴う筋肉量や筋力の減少、および筋機能の低下を指す医学的な用語です。
この状態は、高齢者において特に一般的であり、日常生活の活動能力や生活の質(QOL)の低下、転倒や骨折のリスク増加などに関連しています。

主な特徴

  1. 筋肉量の減少
    加齢に伴い、筋肉量が徐々に減少します。特に下肢の筋肉が影響を受けやすいです。
  2. 筋力の低下
    筋肉量が低下するだけでなく、筋力も弱まります。
  3. 身体機能の低下
    歩行速度の遅れ、バランス能力の低下、立ち上がる動作が困難になるなどが見られます。

原因

  • 自然老化:年齢とともに筋肉を維持する能力が低下します。
  • 身体活動不足:運動不足は筋肉の減少を加速させます。
  • 栄養不足:特にタンパク質やビタミンDの不足がリスクです。
  • 慢性疾患:糖尿病や心不全、慢性炎症なども関与します。

診断基準

サルコペニアの診断は、以下の3つの要素を評価します。

  1. 筋肉量の測定:DXA(デュアルエネルギーX線吸収測定)やBIA(生体境界分析)など。
  2. 筋力の測定:握力計などを使用します。
  3. 身体機能の評価:歩行速度、立ち座りテストなど。

サルコペニアを予防にするには?

ではサルコペニアを予防するには、どうしたら良いでしょう?
サルコペニアを予防するには、主に下記の3つが大切になってきます。

  • 運動療法:有酸素運動や、レジスタンス運動(筋力トレーニング)が有効です。
  • 栄養管理:十分なタンパク質摂取とビタミンD補給が推奨されます。
  • 生活習慣の改善:日常的な身体活動の増加がとても大切です。

サルコペニアまとめ

いかがでしたでしょうか?

サルコペニアは初期に対策ということで進行を遅らせたり、改善したりすることが可能です。
特に定期的な運動と正しい食事が予防・治療において重要です。

日常的に運動習慣、トレーニング習慣のない人は、軽めの運動をするだけでも、サルコペニア予防に効果的なので、
日常を見直して、健康的な体を目指していきましょう!

本日もお読み頂きありがとうございました。

パーソナルジム|ワイズジム恵比寿・明大前
代表 山崎

執筆者:sho.yamazaki