みなさん、こんにちは。
パーソナルジム|ワイズジム恵比寿の代表、山崎です。
みなさん、肩甲骨は動かしていますか?
肩甲骨が硬くなってしまうと、肩こりや首こりにつながってしまうので、なるべく動かすようにして、柔軟性を保ちたいところです。
そもそも肩甲骨とはどんな骨なのでしょう?
本日はそんな【肩甲骨】について、パーソナルトレーナーの視点で解説していこうと思います。
肩甲骨とは?
肩甲骨とはどんな骨なのでしょう?
肩甲骨とは、人の体の背中上部にある三角形の平たい骨で、左右に1つずつあります。
肩甲骨は、肩や腕の動き、そして上半身の安定性を支える重要な骨です。
肩甲骨の特徴
- 形状:三角形をしており、表面は平らです。
- 位置:背中の左右にあり、肋骨(胸郭)に接していますが直接結合しているわけではなく、筋肉や組織によって支えられています。
- 構造: 肩甲骨には以下の重要な部位があります:
- 肩峰(けんぽう) : 鎖骨と接続し、肩関節の一部を形成します。
- 関節窩(かんせつか) : 上腕骨の頭(肩関節)と接する部分。
- 棘突起(きょくとっき) : 肩甲骨の裏側にある突起。
- 烏口突起(うこうとつき) : 肩甲骨の前面に映っている部分で、筋肉が付着しています。
肩甲骨の働きは?
では肩甲骨はどんな働きをするのでしょう?
1.腕や肩の動きをサポート
- 肩甲骨は、腕を動かす際の基盤となる骨です。肩甲骨が動くことで、腕が自由に上下左右に動きます。
- 特に腕を上げる動作(挙上)では、肩甲骨が回転することで可動域が広がっています。
2.筋肉の付着部としての役割
- 肩甲骨には多くの筋肉が付着しています(例:僧帽筋、菱形筋、前鋸筋、肩甲下筋など)。
- これらの筋肉が協力して働くことで、肩や腕の安定性と動きを支えます。
3.上肢の安定性の確保
- 肩甲骨が正しい位置であることで、上半身全体の姿勢が安定します。
- 姿勢が崩れると肩甲骨の位置が崩れてしまい、それが肩こりや痛みの原因になることがあります。
4.衝撃の吸収
- 肩甲骨は、肩や背中周辺に伝わる衝撃を分散させる役割も担います。
5.呼吸の補助
- 肩甲骨周囲の筋肉(例:前鋸筋や菱形筋)が呼吸に関わることで、深い呼吸を補助します。
肩甲骨の動きの種類
肩甲骨の動きには以下のような種類があります:
- 挙上(きょじょう):肩甲骨が上に動きます。
- 下制(かせい):肩甲骨が下に動きます。
- 内転(ないてん):肩甲骨が背骨に少し(寄せる)。
- 外転(がいてん):肩甲骨が背骨から出る(開く)。
- 上方回転:肩甲骨が上に回転する。
- 下方回転:肩甲骨が下に回転する。
肩甲骨まとめ
肩甲骨は、人の体の運動機能や健康に関して非常に重要です。
肩甲骨が硬くなったり、位置が悪くなると
- 肩こりや首の痛み
- 腰痛や猫背
- 腕や肩の可動域の制限
などのデメリットが出てしまうので、肩甲骨周りを柔軟にストレッチや運動を取り入れ、健康的な上半身を作っていきましょう!
本日もお読みいただきありがとうございました。
パーソナルジム|ワイズジム恵比寿
代表 山崎