パーソナルジム|ワイズジム恵比寿・明大前

前鋸筋を鍛えると?

みなさん、こんにちは。
パーソナルジム|ワイズジム恵比寿・明大前、代表の山崎です。

みなさん、前鋸筋という筋肉を聞いたことがありますか?
前鋸筋は小さい筋肉ですが、体を動かす上でとても重要な筋肉です。

前鋸筋を鍛えると、どうなるのでしょう?
本日はそんな【前鋸筋】について、パーソナルトレーナーの視点で解説していこうと思います。

前鋸筋とは?

そもそも前鋸筋とは、どんな筋肉でしょうか?

前鋸筋とは、胸部の側面から背中にかけて位置する筋肉で、主に肋骨の外側に沿って付着します。
この筋肉は、肩甲骨を安定させ、前方や外側に引き出す動作姿勢を助けるために、肩の動きや維持に重要な役割を担っています。

前鋸筋の主な機能:

  1. 肩甲骨の外転(前方への引き出し)
    • 肩甲骨を前方や側方に動かし、腕を前に伸ばすときに参加します。 パンチ動作や腕を押し出す動作で働きます。
  2. 肩甲骨の固定
    • 腕を持ち上げる際、肩甲骨を胸郭にしっかりと固定します。これにより、腕をスムーズに動かすことができます。
  3. 肩の安定性向上
    • 特にリーチ動作(例えばボクシングのパンチ)で、肩甲骨がしっかりと動くことで、肩関節の可動性や安定性が保たれます。

前鋸筋を鍛えると?

では前鋸筋を鍛えるとどうなるのでしょう?
それぞれ見ていきましょう。

  1. 肩甲骨の安定性向上
    • 前鋸筋は肩甲骨を胸郭にしっかりと固定する役割があるため、筋力を高めることで肩の安定性が向上します。がスムーズになります。
  2. 姿勢改善
    • 前鋸筋は肩甲骨を正常な位置に置くため、猫や背肩の巻き込み(巻き肩)の改善につながります。これにより、姿勢がよくなり、肩や首の負担が軽減されます。
  3. 肩の怪我予防
    • 前鋸筋がしっかり働いていると、肩甲骨の順調な正常化、肩や肩関節周囲の筋肉にかなりの負担がなくなります。これにより、肩の怪我やインピンジメント症候群(肩甲骨や肩)関節の圧迫による痛み)を予防できます。
  4. スポーツパフォーマンスの向上
    • 前鋸筋は、パンチ動作や格闘動作(押し出し動き)に深く関わっているため、ボクサーやバスケットボール選手、テニスプレーヤーなど、腕を前方に伸ばす動作を頻繁に行ってスポーツにおいてパフォーマンス向上に取り組みます。
  5. 胸郭の広がりと呼吸機能の向上
    • 前鋸筋は肋骨が付着しているため、筋力が強化されると胸郭の操作サポートされ、呼吸が深くなりやすくなります。

前鋸筋を鍛える代表的なエクササイズ:

  1. プッシュアッププラス(Push-up Plus)
    • 通常のプッシュアップの最後に、肩甲骨をさらに前に押し出す動作を加えます。
  2. ダンベル・プルオーバー
    • 前向きになり、両手で持ったダンベルを胸から頭上に向かって動かすエクササイズです。
  3. 壁の反対アップ
    • 壁を使って行う軽い操作アップで、肩甲骨の動きを強調します。

これらのエクササイズは、前鋸筋を効果的に鍛えるための良い方法です。

前鋸筋まとめ

いかがでしたでしょうか?
前鋸筋は、肩の安定性や力強さに関わるため、ボクサーや投擲競技の選手には、特に大事とされています。

もちろん一般の方にも大切な筋肉なので、しっかりと使えるようにして、負担のない体を維持していきましょう!

本日もお読みいただきありがとうございました!

パーソナルジム|ワイズジム恵比寿・明大前
代表 山崎


執筆者:sho.yamazaki