パーソナルジム|ワイズジム恵比寿・明大前

股関節をうまく使えないと?

みなさん、こんにちは。
パーソナルジム|ワイズジム恵比寿の代表、山崎です。

みなさん、股関節はしっかりと使えていますか?
股関節はとても大きい関節なので、日常で使えていないと、体には様々なデメリットが出てきてしまいます。

股関節を使えないことで起きるデメリットとはなんでしょう?
本日はそんな【股関節】について、パーソナルトレーナーの視点で解説していこうと思います。

股関節とは?

そもそも股関節とはどんな関節なのでしょうか?

股関節とは、人体における重要な関節の一つで、骨盤と大腿骨をつなぐ部分です。
この関節はボール・アンド・ソケット型の関節で、大きな可動域と強い安定性を持っています。

股関節の構造

  • 骨盤(骨盤臼): 骨盤の一部である臼蓋(きゅうがい)が、股関節のソケット部分を形成します。
  • 大腿骨頭: 大腿骨の上端にある丸い部分で、これがソケットに収まります。
  • 関節包: 関節を覆う繊維性の袋で、関節の安定性を高める役割を果たします。
  • 靭帯: 骨同士を結びつけ、関節の安定性を保つために重要です。
  • 軟骨: 関節面を覆い、衝撃を吸収し、スムーズな動きを可能にします。
  • 筋肉: 股関節を動かすための主要な筋肉には、大腿四頭筋、ハムストリングス、内転筋群、外転筋群などがあります。

股関節の機能

股関節は、以下のような多くの動きを可能にします。

  • 屈曲と伸展: 前後に曲げる動きと伸ばす動き。
  • 外転と内転: 体の中心から外側に開く動きと内側に閉じる動き。
  • 外旋と内旋: 股関節を外側および内側に回転させる動き。
  • 円運動: 脚を円を描くように動かすことができる。

股関節の重要性

股関節は、歩行、走行、座る、立ち上がるなどの日常的な動作において中心的な役割を果たします。
また、スポーツやフィットネス活動においても、股関節の健康と機能性は非常に重要です。
股関節が健康で柔軟であることは、全身のバランスや安定性にも寄与し、怪我の予防にもつながります。

股関節が上手く使えていないと?

では股関節が上手く使えていないと体にはどんな影響があるのでしょう?

身体への影響

  1. 姿勢の悪化:
    • 股関節がうまく機能しないと、姿勢が悪くなることがあります。これにより、腰痛や背中の痛みが生じる可能性が高まります。
  2. 歩行や動作の困難:
    • 股関節の可動域が制限されると、歩行や走行が難しくなることがあります。日常生活の動作(例えば階段の昇り降りや座る、立ち上がる動作)も困難になることがあります。
  3. 膝や足首への負担増加:
    • 股関節が適切に機能しないと、膝や足首に過剰な負担がかかりやすくなります。これにより、膝痛や足首の問題が発生する可能性があります。
  4. 筋力の低下:
    • 股関節周りの筋肉が弱くなると、全身の筋力バランスが崩れ、他の部分の筋肉にも影響を及ぼす可能性があります。

健康への影響

  1. 怪我のリスク増加:
    • 股関節がうまく機能しないと、転倒や怪我のリスクが高まります。特に高齢者では骨折のリスクが増加します。
  2. 関節炎の発症:
    • 関節の不適切な使用や過負荷により、関節炎や他の関節疾患が発症するリスクが高まります。
  3. 運動不足による健康問題:
    • 股関節の問題により運動が困難になると、運動不足に陥る可能性があります。これにより、体重増加、心血管疾患、糖尿病などの健康問題が生じるリスクが高まります。

精神的な影響

  1. ストレスと不安:
    • 股関節の痛みや機能障害は、ストレスや不安を引き起こすことがあります。日常生活の質が低下することにより、精神的な健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。
  2. 活動制限による抑うつ:
    • 好きなスポーツやアクティビティができなくなると、抑うつ状態に陥る可能性があります。活動的な生活が制限されることで、社会的な孤立感が強まることもあります。

股関節まとめ

いかがでしたでしょうか?

上記のように、股関節を上手く使えていないと体には様々なデメリットが出てきます。

股関節をトレーニングしたり、ストレッチすることで改善されることも多いので、股関節をうまく使えていないなと感じる人は、軽い運動から始めてみるのも良いでしょう。

股関節をしっかり動かして、健康的な体を作っていきましょう!

本日もお読みいただきありがとうございました。

パーソナルジム|ワイズジム恵比寿
代表 山崎

執筆者:sho.yamazaki