みなさん、こんにちは。
恵比寿のパーソナルジム
Y’s gym & beauty
(ワイズジム&ビューティー)の
代表、山﨑です。
今回も前回に引き続き【スピード向上トレーニング】について解説していきたいと思います。
前回の復習
まずは前回の復習を。
スピードを向上させるトレーニングには行う順番がありました。
①基礎筋力トレーニング
②パワー向上トレーニング
③スキルの向上トレーニング
④リアクションスキルのトレーニング
この順番で行うことで、スポーツや競技におけるスピードとアジリティが向上していくというイメージです。
スピード向上にはコアが重要
次にコアの重要性を解説していきます。
スピード向上にはコアの動きがとても大切になってきます。
スピードが上がれば上がるほど、体幹部や骨盤部にはブレが生じてきます。
この時、コアの筋肉がしっかりとある人は、動作中も安定し姿勢を正しく保つことができます。
逆にコアが弱い人は体が制御できず、スピードはあるが安定せずパフォーマンスが落ちると言ったことに繋がります。
動作中の適切な動作・安定性は怪我の予防やパフォーマンスアップに直結するため、スピードを向上させるトレーニングと並行して行いたいトレーニングになります。
スピード向上トレーニングのトレーニング変数
では実際にスピードを向上させるトレーニングの変数はどんなものになるでしょう?
トレーニング種目
スピードやアジリティの向上には、結果的に行うスポーツや競技に結びつくように行うことが必要になってきます。
直線でのスピードが欲しいならダッシュ。
切り返しのスピードが欲しいなら、切り返しダッシュ。
このようにどの場面でのスピードなのかを意識した種目をチョイスしたいです。
またスポーツや競技においては、単純動作だけで成り立つわけではないため、例えば
【ダッシュした後に切り返して、一旦止まってダッシュ】
などの複合的な動作もメニューに組み込むのがおすすめです。
強度
スピード向上を目的とした場合の強度は、
【各種目を正確に動けるかつ体の負担が少ない強度】
が求められます。
ですのであまり強度は上げすぎず、動作の一つ一つが意識できるぐらいの強度で行いましょう。
量
スポーツや競技でのスピード発揮は、多くが数秒間に間に行われます。
実戦でのスピードを意識するならば、時間や量は多すぎず適切な範囲で行いましょう。
スピードに関しては量をこなせば向上するというものではありません。
トレーニング頻度
パワー向上トレーニングと同様に、体の十分な回復・ゲガの予防の観点から、連続的に行わず、週2回から3回程度が安全にできる範囲となります。
またスピード向上トレーニングは、神経系の伝達の適応なども含めると、できるだけ長期間で行う方が効果が出やすいとの研究結果もあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
前提として、どの場面でスピード出したいか?によってメニューの組み方が変わってきます。
実戦で使えるスピードを手に入れて、スポーツ・各種競技のパフォーマンスを上げていきましょう!
本日もお読みいただきありがとうございました。
恵比寿パーソナルジム
Y’s gym & beauty
(ワイズジム&ビューティー)
代表 山﨑