パーソナルジム|ワイズジム恵比寿

正しい姿勢とは?

みなさん、こんにちは。
恵比寿のパーソナルジム
Y’s gym & beauty
(ワイズジム&ビューティー)の
代表、山崎です。


みなさん、【正しい姿勢】と聞いてどんな姿勢を思い浮かべますか?
・猫背になっていない
・まっすぐを向いている
・腰が反っていない
などなど思い浮かぶことはたくさんありますが、実際にパーソナルトレーナーや整体師などは何をみて【正しい姿勢】を決めているのでしょう?

本日はそんな正しい姿勢についてのお話をしたいと思います。

正しい姿勢の定義

正しい姿勢の定義というのは実は解剖学的に決まっています。
正しい姿勢というのは
①耳垂
②肩峰
③大転子
④膝関節前部
⑤外果の2〜3cm前部

を結んだ線が一直線であれば、正しい姿勢となります。

専門用語が多いので、一つ一つ見ていきましょう。

耳垂

耳垂というには耳たぶのことを言います。
耳垂ではなく、耳孔と言って耳の穴を指標にしている専門書も存在します。

肩峰

肩峰は肩甲骨にある突起をの事を指します。
多くの場合は肩の上から触ることができ、見つけやすい部分です。
肩峰は前側で鎖骨と肩鎖関節いう関節を構成し、僧帽筋や三角筋の付着部でもあります。

大転子

大転子は大腿骨の外側にある突起で中臀筋をはじめとする外転筋群が付着している部分です。
触診に慣れていないと触りづらい箇所ですが、外転筋群の付着部なので、股関節を外転、外旋させると動きわかりやすくなります。

膝関節前部

膝関節は膝蓋骨(膝のお皿)と脛骨(スネの骨)で構成されています。
専門書によっては、【膝蓋骨後面】と書いてある場合もあります。
お皿の骨の後ろ→いわゆるここが膝関節の前部に当たります。

外果の2〜3cm前部

外果とは、外くるぶしことです。
一括りにされがちですが、外くるぶしと内くるぶしは違う骨で構成されています。
外果は捻挫などで損傷しやすい場所になります。

外くるぶしの2〜3cm前部は特に指標はありませんので、わかりやすい外果を目標にしてください。

重心線

上記の5つを垂直に結んだ線が重心線と呼ばれ、パーソナルトレーナーや整体師が綺麗な姿勢の指標にしているものになります。

例えば、
肩峰だけ前に出ている→この人は猫背だな
大転子だけ前に出ている→この人は骨盤が後傾しているな

ざっくりいうとこんなイメージです。

ただ単に、見た目やニュアンスで姿勢を決めているわけではないんですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
正しい姿勢の定義をわかっていただければ嬉しいです。
自分が正しい綺麗な姿勢かどうか知りたい人は、横を向きで鏡を見て上記の5つをチェックしてみてください。

横を向きすぎると、①耳垂の位置が変わってしまうので注意です笑

本日もお読みいただきありがとうございました。

恵比寿パーソナルジム
Y’s gym & beauty
(ワイズジム&ビューティー)
代表 山崎







執筆者:sho.yamazaki