みなさん、こんにちは。
恵比寿のパーソナルジム
Y’s gym & beauty
(ワイズジム&ビューティー)の
代表、山崎です。
今、家電量販店や総合デパートなどに行くと
フィットネスコーナーに必ずといっていいほど
置いてある筋膜リリース器具。
振動系からポール系、スティック系など
様々なリリース器具が置いてあります。
そんなブームになっているとも言える
筋膜リリース。
果たして効果はどうなんでしょうか?
今日はそのあたりを解説していこうと思います。
筋膜の働き
筋膜の働きとしては主に、
①筋肉を摩擦から守る働き
②筋収縮時の力の伝達を補助する働き
③神経や血管、リンパ管を支える働き
があります。
筋膜リリースとは
そもそも筋繊維は3層あり、外側から
筋外膜→筋周膜→筋内膜と続いています。
筋膜リリースとはその層の最外側の筋外膜の動きをなめらかにする行為の事を指します。
筋膜リリースを行うことで得られる効果としては
関節可動域の向上
筋肉、筋膜が緩むことにより、関節可動域が広がる
筋肉痛などの疼痛緩和
短期的な効果ではあるが、疼痛部位へのリリースで痛みの改善が見込める
筋力増強
筋肉痛などの疼痛が緩和されることで
トレーニングの質が高くなり、その結果筋力の増強効果が期待できる。
上記の3点が主な効果になります。
筋肉の柔軟性を上げるにはストレッチとどちらが良い?
ストレッチと筋膜リリースには
柔軟性を上げる上で優位差はないという研究結果が出ているので
柔軟性を上げる為にはどちらをチョイスしても特に問題はありません。
筋膜リリースで筋肉が潰れる?
よく、筋膜リリースをすると「筋肉が潰れる」や
「筋肉が壊れる」なんて話を聞きます。
これは本当でしょうか?
結論から言ってしまうと、正しくない情報になります。
筋膜を壊すには外力で約900kgの圧力が必要となります。
そのぐらいの圧力を人の手でかけるのはまず難しいですよね。
なので、これは単なるイメージの話が膨らんだものと考えられます。
フォームローラー
家庭で一番簡単にできる筋膜リリースとして
「フォームローラー」があります。
フォームローラーでも
関節可動域の拡大や疼痛緩和の効果は
しっかりと出るので、お家でのセルフケアには十分です。
フォームローラーで筋膜リリースをする際のポイントとして①時間②強度があります。
①時間については【90秒以上】行うことで筋膜の感覚器が刺激されてくるので、90秒以上行うようにしましょう。
②強度については【痛気持ちイイ】くらいで行うようにしましょう。
全く痛くない刺激だと、筋膜にアプローチできません。
少し痛みがあるくらいがちょうど良いとされています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
筋膜リリースはうまく使うと
トレーニングの効率が上がるだけでなく
体の負担をとってくれるとても良いアプローチ
方法です。
自宅でも簡単にできるので
ぜひ取り入れてみてください。
本日もお読み頂きありがとうございました。
恵比寿パーソナルジム
Y’s gym & beauty
(ワイズジム&ビューティー)
代表 山崎