みなさん、こんにちは。
パーソナルジム｜ワイズジム恵比寿の代表、山崎です。
みなさん、日常的に腹式呼吸はできていますか？
腹式呼吸は深い呼吸ができるため、体にかかる負荷を軽減でき、体にとてもメリットがある呼吸方法になります。
では具体的に腹式呼吸で使う筋肉はどんな筋肉なのでしょう？
本日はそんな【腹式呼吸の筋肉】について、パーソナルトレーナーの視点で解説していこうと思います。
腹式呼吸とは？
そもそも腹式呼吸とはなんでしょうか？
腹式呼吸とは、肺活量を最大限に使うための呼吸法一つです。
通常、多くの人は胸式呼吸をしていますが、これは肺の一部しか使わず、十分な酸素を体に摂取することはできません。
腹式呼吸では、呼吸の際に腹部を膨らませるように気をつけます。 吸気の際には、腹部を膨らませるように息を吸います。
これにより、横隔膜が下がり、肺が十分に広がりますそして、呼気の際には、ゆっくりと息を吐きながら腹部を引き締めます。
腹式呼吸を行うことで、肺の奥まで酸素を取り入れることができ、効果もあります。
これはストレスの軽減にも役立ちます。
また、声の出し方やコアの安定性を向上させるために使われることもあります。
腹式呼吸で使う筋肉は？
では腹式呼吸では、どんな筋肉を使っているのでしょう？
それぞれ見ていきましょう。
①横隔膜
腹式呼吸の中心的な役割を担う筋肉です。
吸気の際に横隔膜が下がり、胸部の容積が広がります。
これによって肺に空気が吸い込まれます。
②腹直筋
腹部の表面にある筋肉で、腹部の前面を支える役割を果たします。
呼気の際にこの筋肉を引き締めることで、腹部が制限され、空気が肺から排出されます。
③腹横筋
腹部の深層に位置し、内臓をサポートする役割を果たします。
腹部の緊張を補助し、安定した呼吸をサポートします。
腹式呼吸のメリットは？
①酸素摂取量の増加
腹式呼吸を行うことで、肺の下部まで酸素を取り入れることができます。
これにより、酸素摂取量が増加し、体内の酸素供給が改善されます。
②リラックス効果
腹式呼吸は深くゆったりとした呼吸であり、自律神経のバランスを整えるのに役立ちます。
これにより、リラックス効果が得られ、ストレスや不安の軽減に役立ちます。
③呼吸機能の改善
腹式呼吸を継続的に行うことで、呼吸筋や肺活量が強化され、呼吸機能が改善されます。
これは運動能力や身体のパフォーマンス向上にもつながります。
④ストレス軽減
腹式呼吸は深い呼吸パターンであり、これによってストレスホルモンの分泌を抑制し、心身のリラックス状態を促進します。
⑤声の安定化
歌手やスピーチのプロフェッショナルなど、声を使う職業の人々は腹式呼吸を使って声を安定させることがあります。
声帯や喉の負担を軽減し、音の質や持続性を向上させるさせます。
腹式呼吸まとめ
いかがでしたでしょうか？
腹式呼吸は体に様々なメリットがあるので、可能な範囲で日常的な呼吸にしていけると良いでしょう。
腹式呼吸ができるようになるには、上記の腹式呼吸で使う筋肉を鍛えることが大切です。
しっかりと呼吸筋を鍛えて、腹式呼吸は身につけていきましょう！
本日もお読みいただきありがとうございます。
パーソナルジム｜ワイズジム恵比寿
代表 山崎
