みなさん、こんにちは。
恵比寿のパーソナルジム
ワイズジムの代表、山崎です。
みなさん、体の連動性という言葉は聞いたことがありますか?
トレーニング時はもちろんですが、日常生活においても、とても大切な要素となります。
本日はそんな【体の連動性】について、パーソナルトレーナーの視点で解説していこうと思います。
体の連動性とは?
体の連動性とは、人間の体の部位や機能が協調して動作する能力のこと。
これは身体の異なる部分が連携して協力し、特定の動作やタスクを遂行する際にお互いに影響し合うプロセスを指します。
体の連動性は、運動や姿勢の制御、バランスの維持、柔軟性の確保など、様々な日常の身体的な活動に関与します。
体の連動性に関連するいくつかの例を、それぞれ見ていきましょう。
①運動制御
筋肉、関節、神経系が協力して、特定の運動や動作を実現します。
例えば、歩行や走行の際には、足の筋肉や関節が連携して協力し、バランスを維持しながら動作します。
②姿勢制御
正しい姿勢とは、複数の筋肉群が協力して姿勢を維持することを指します。
例えば、背筋や腹筋、骨盤の筋肉が連携して、正しい姿勢を保つのに寄与します。
③バランスの維持
視覚、内耳、神経系、筋肉などが協力して体のバランスを維持します。
これにより、立っている状態や移動中においても安定感を得ることができます。
④柔軟性と協調性
筋肉や関節が協力して柔軟性を確保し、連動して動作することで、さまざまな動作や運動が可能になります。
これらの要素がうまく連動することで、個々の身体の部位や機能が協力し合い、機能的かつ効率的な動作や活動が可能になります。
体の連動性は、日常生活やスポーツなど、様々な活動において重要な要素です。
体の連動性が悪くなると?
では体の連動性が悪くなると、どうなるのでしょう?
①姿勢の悪化
体の連動性が悪いと、姿勢が崩れやすくなります。
特にデスクワークや長時間の座り仕事が多い場合、腰痛や首の痛みなどが発生しやすくなります。
②運動制御の低下
体の連動性が悪いと、運動制御が低下し、バランスをとることが難しくなります。
これが転倒や怪我のリスクを増加させる可能性があります。
③筋肉の不均衡
一部の筋肉が過剰に使われ、他の部分が弱くなると、筋肉の不均衡が生じやすくなります。
これにより、特定の部位に痛みや負担がかかり、慢性的な症状が現れる可能性があります。
④柔軟性の低下
体の連動性が悪いと、関節の可動域が制限され、柔軟性が低下します。
これが動きの制約や筋肉の硬直を引き起こす可能性があります。
⑤疲労やストレスの増加
体が効率的に連動できないと、同じ動作を行う際に余分なエネルギーを使うことがあり、これが疲労やストレスの増加につながる可能性があります。
体の連動性まとめ
いかがでしたでしょうか?
体の連動性について、理解していただけましたでしょうか?
仮に連動性が悪くても、ほとんどの場合トレーニングで改善できるので、
自分の連動性が悪いと思う方や、連動性が悪いことで起きる悪影響に当てはまる方は、できる範囲でトレーニング・運動をしていきましょう。
自分の体をうまく使い、負担を減らしていきましょう!
本日もお読みいただきありがとうございました。
恵比寿パーソナルジム
ワイズジム代表 山崎