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あくびはなぜ出る?筋トレ中に気になったときの対処法

あくびはなぜ出る?筋トレ中に気になったときの対処法

「筋トレを始めたら、なぜかあくびが出る」。そんな経験はありませんか。あくびは眠いとき以外にも起こりますが、あくびだけを見て「酸素が足りない」「運動を続けて大丈夫」と決めることはできません。ワイズジム恵比寿が、今わかっていることと、トレーニング中に気になったときの考え方を紹介します。

あくびはなぜ出る?よくある場面

あくびは口を大きく開き、息を吸って吐く一連の動きです。眠いときや起きた直後、退屈を感じるとき、緊張する場面などで見られます。ただし、何のためにあくびが起こるのかは、まだはっきり決まっていません。「眠いから」だけでは説明できないこともあります。

口元に手を当ててあくびをする男性

眠気や睡眠不足が気になるとき

睡眠が短かった日のトレーニングでは、あくびと一緒に「いつもより集中しにくい」「身体が重い」と感じることもあるでしょう。あくび一回で睡眠不足と判断はできませんが、前夜の眠りや日中の疲れを振り返るきっかけにはなります。睡眠と運動の関係は睡眠時間が短いと?体への影響と整え方でも紹介しています。

ベッドで目覚まし時計を見ながらあくびをする女性

緊張したときや、動きが単調なとき

大事な予定の前や、同じ動きを続けているときにも、あくびが出ることがあります。人があくびをする場面は一つではありません。ジムでも、その日の睡眠、気分、運動の進み具合をまとめて見てみましょう。

「酸素不足だからあくびが出る」は本当?

以前は「あくびは酸素を取り込むため」と説明されることがありました。しかし、吸う空気の酸素や二酸化炭素の条件を変えた実験研究では、あくびの頻度に予想された変化は見られませんでした。あくびが出たことだけで、酸素不足だとは言えません。もちろん、息苦しさなど別の症状があるときは、あくびとは分けて体調を確認してください。

脳を冷やす・リラックスするという説は?

脳の温度調節や覚醒との関係を考える説もありますが、あくびの役割が一つに定まったわけではありません。また、あくびと一緒に身体を伸ばすと気持ちよく感じる人もいますが、あくびそのものに疲労回復やストレス解消の効果があると断定はできません。研究レビューでも、その働きについて慎重な見方が示されています。

ソファに座り、腕を上げて身体を伸ばす女性

筋トレ中にあくびが出たら、どうする?

まずは動きを止めて、今の調子を確かめましょう。あくびの回数だけで無理に判断せず、次の点を目安にしてください。

  1. 睡眠と疲れを振り返る。眠気が強い日や身体が重い日は、予定した負荷にこだわらず休む選択もあります。
  2. 短く休憩し、動きを確かめる。水分をとり、呼吸が落ち着いてから軽い動きで様子を見ましょう。始め方に迷う方は筋トレ前の準備運動も参考にしてください。
  3. 集中しにくいなら内容を調整する。重さやセット数を下げる、種目を減らすなど、その日に合わせて考えます。トレーニングに集中するための工夫も紹介しています。
ジムのベンチで水を持ちながら休憩する女性

あくびが続く・強い症状があるとき

あくびが普段より多い状態や強い眠気が続き、日常生活に支障がある場合は、医療機関に相談してください。運動中に強い息苦しさ、胸の痛み、めまい、意識が遠のく感じがある場合は、運動を中止して速やかに医療機関へ相談しましょう。体調の原因をジムで決めつけず、安心して運動できる状態を優先してください。

よくある質問

Q. 筋トレ中にあくびが出たら酸素不足ですか?

A. あくびだけで酸素不足とは判断できません。息苦しさやめまいなどがないかを確認し、体調に合わせて休憩や運動の調整をしてください。

Q. 眠くないのにあくびが出るのはなぜですか?

A. あくびは緊張する場面や刺激が少ないときにも見られます。理由を一つに決められるものではありません。続く場合は睡眠や体調も振り返ってみましょう。

Q. あくびが何度も出る日は筋トレを休むべきですか?

A. 回数だけで決めず、眠気、疲れ、集中のしやすさを見てください。調子が悪ければ休むか負荷を軽くし、強い症状や長引く不調があれば医療機関に相談しましょう。

まとめ|あくびだけで決めず、その日の調子を見る

あくびは身近な動きですが、その役割や起こる理由は一つではありません。筋トレ中に気になったら、睡眠や疲れ、ほかの症状を確かめて、休憩や負荷を調整してください。ワイズジム恵比寿では、運動初心者の方にも、その日の動きや体調に合わせたトレーニングをご案内しています。進め方を相談したい方は、体験トレーニングをご利用ください。

参考:Cleveland Clinic「Yawning」、Provineほか(1987)、Guggisbergほか(2010)。体調が気になる方は、記事だけで判断せず医療機関へご相談ください。

執筆者:山崎将
執筆者:山崎将
ワイズジム恵比寿代表。柔道整復師・美容矯正士。姿勢や骨格、身体の動きを確認し、一人ひとりに合わせた「整えてから鍛える」トレーニングを提案しています。