
みなさん、こんにちは。
パーソナルジム|ワイズジム恵比寿の代表、山崎です。
みなさん、食事の際に炭水化物は摂りますよね?
最近は炭水化物抜きダイエットなども流行っているので、短期的に抜く方も少なくないとは思いますが、それでも大事な栄養素なので、
長い人生でみると、絶対に避けては通れない食べ物です。
炭水化物には、具体的にどんなメリットとデメリットがあるのでしょう?
本日はそんな【炭水化物のメリット・デメリット】について、パーソナルトレーナーの視点で解説していこうと思います。
炭水化物のメリットは?

炭水化物は、健康やパフォーマンスの向上において多くのメリットがあります。
1. エネルギー源として最重要
- 炭水化物は体の主要なエネルギー源で、特に脳や筋肉の活動にとって不可欠。
- 分解されてグルコースになり、すぐにエネルギーとして使われます。
2. 運動パフォーマンスの向上
- 高強度の運動では、炭水化物が最も効率的に使われる燃料。
- トレーニング前・中・後の炭水化物摂取は持久力アップや回復促進に効果的。
3. 筋肉の回復と成長サポート
- 運動後に炭水化物を摂ることで、筋グリコーゲン(筋肉内のエネルギー貯蔵)が回復。
- タンパク質と一緒に摂ると、筋肉の修復と合成を助ける。
4. 脳の働きをサポート
- 脳は主にグルコースをエネルギーとして使っているため、不足すると集中力や判断力が低下する。
- 適量の炭水化物でメンタルの安定や集中力維持が可能。
5. 食物繊維としての役割(複合炭水化物)
- 野菜・果物・全粒穀物などに含まれる炭水化物は食物繊維も豊富。
- 腸内環境を整え、便通改善、血糖値の安定化、コレステロール低下などに貢献。
6. 脂肪の代謝を助ける
- 炭水化物がない状態だと、脂肪は効率よく燃えにくくなる(脂肪は「炭水化物の炎で燃える」とも言われる)。
- 炭水化物は脂肪代謝のサポート役としても重要。
必要以上に避けるより、「質」と「タイミング」が大事です🍚🥔🍞
「何を、いつ、どれくらい」摂るかが健康や目標達成のカギです!
炭水化物のデメリットは?

もちろん!炭水化物にはたくさんのメリットがある一方で、摂りすぎや質の悪い炭水化物の選び方によって、デメリットも出てきます。
以下に主な注意点をまとめました👇
⚠️ 炭水化物のデメリット
1. 過剰摂取による体脂肪の増加
- エネルギーとして使いきれなかった炭水化物は、脂肪として蓄積されます。
- 特に「精製された炭水化物」(白米、白パン、お菓子など)は脂肪になりやすい。
2. 血糖値の急上昇(→インスリン分泌)
- 精製された炭水化物は血糖値を急上昇させ、その結果インスリンが大量に分泌されます。
- これが続くとインスリン抵抗性や糖尿病のリスクが上がる。
3. エネルギーの乱高下(だるさ・眠気)
- 血糖値が急激に上下すると、エネルギー切れや眠気、集中力低下が起きやすくなる。
- いわゆる「炭水化物クラッシュ」現象。
4. 中毒的に欲しくなる(甘いもの依存)
- 炭水化物、特に砂糖や小麦系の食品はドーパミン分泌を刺激し、快楽を感じやすい。
- これが「もっと欲しい!」という中毒性を生みやすい。
5. 腸内環境の悪化(悪い炭水化物の場合)
- 食物繊維の少ない炭水化物ばかり摂ると、腸内の善玉菌が減少し、便秘や肌荒れの原因にも。
6. 代謝の負担になることも
- 常に高炭水化物な食事だと、肝臓や膵臓に負担がかかりやすくなる。
✅ 避けたい「質の悪い炭水化物」の例
- 白砂糖たっぷりのお菓子
- 清涼飲料水(ジュース、エナジードリンク)
- インスタント麺やファストフードのパン類
- 甘いシリアル、菓子パン
炭水化物まとめ

いかがでしたでしょうか?
ポイントはバランスと選び方になります。
- 適量を、できるだけ低GI・高食物繊維な炭水化物から選ぶとGood!
- 玄米、全粒粉パン、オートミール、サツマイモなどはおすすめ。
上記を意識して、健康的な体を作っていきましょう!
本日もお読みいただきありがとうございました。
パーソナルジム|ワイズジム恵比寿
代表 山崎