パーソナルジム|ワイズジム恵比寿・明大前

寒いと筋肉はどうなる?

みなさん、こんにちは。
恵比寿のパーソナルジム
ワイズジムの代表、山崎です。

最近、本当に寒くなってきましたよね…
外に出るだけで、体が固まってしまいます…

そんな時期ですが、寒いと筋肉はどうなってしまうのでしょうか?

本日は【寒いと筋肉はどのような変化をするのか?】について、パーソナルトレーナーの視点で解説していきたいと思います。

寒いと筋肉はどうなる?

気温や体温が下がると、筋肉はどのように変化していくのでしょうか?
それぞれ見ていきましょう。

収縮の遅れが発生する

寒冷な環境では、筋肉の温度が下がります。
これにより、筋肉の収縮に遅れが生じることがあります。

筋肉は体温が高く、温かい状態で最も効果的に機能する傾向があり、寒冷な状態では柔軟性が大幅に低下し、収縮が鈍くなる可能性があります。

トレーニング時に、夏よりも冬の方が力が出にくい・重量が上がらないのはこのためです。

②筋肉に流れる血流の低下

寒冷な環境では血管が収縮し、血流が減少する傾向にあります。

これにより、酸素や栄養素が筋肉に適切に供給されなくなり、筋肉のパフォーマンスが低下する可能性があります。

怪我のリスク増加

寒冷な環境では筋肉や関節が硬まりやすい状態となります。

筋肉が冷えていると、柔軟性が低下し、急激な動きが筋肉や関節に負担をかけることになるため、
この状態での激しいトレーニング・運動は、怪我のリスクが増加する可能性を高めてしまいます。

体温維持の努力

寒冷な環境では体温を維持するために、体内で熱を生み出すので、エネルギーを使う必要があります。

このため、筋肉は体温を維持するために余分なエネルギーを消費する必要があり、これが続くと、筋肉の疲労が増加する可能性があります。

ちなみにこの熱生産は悪いことばかりではなく、言い換えればエネルギーを消費しているので、痩せやすい状態になっているとも言えます。

ですので、熱生産の観点で行くと、夏よりも冬の方が痩せやすい時期と言えるでしょう。

寒い日の筋肉まとめ

いかがでしたでしょうか?

総じて言えることは、寒冷な環境では筋肉のパフォーマンスが低下しやすくなります。

トレーニング・運動前に十分なウォーミングアップを行ったり、適切な防寒対策をとることで、これらの影響を軽減することができるため、自分なりのできる対策を忘れずに行いましょう。

筋肉を寒さからしっかり守って、怪我なく、トレーニングのパフォーマンスが高い状態を目指したいきたいですね。

本日もお読みいただきありがとうございました。


恵比寿パーソナルジム
ワイズジム代表 山崎

執筆者:sho.yamazaki