パーソナルジム|ワイズジム恵比寿・明大前

くいしばりは何が悪い?

みなさん、こんにちは。
パーソナルジム|ワイズジム恵比寿・明大前、代表の山﨑です。

みなさん日常の中で、歯をくしばっていることはありませんか?
くいしばりは無意識に行うことが多いので、気づいていないことも多いですが、
体には様々な悪影響が出てきます。

歯をくいしばると、どんな悪影響があるのでしょう?
本日はそんな【くいしばり】について、パーソナルトレーナーの視点で解説していこうと思います。

くいしばりのデメリットは?

そもそもくいしばりは、無意識のうちに行われることが多く、これが日常的に続くと、顎の筋肉に負担がかかり、顎関節症や歯の摩耗、緊張やストレスに繋がってきます。
具体的なデメリットを見ていきましょう。

  1. 歯の摩耗や損傷
    歯をかみしめ続けることで、歯のエナメル質が摩耗し、歯がすり減ったり、欠けたりする可能性があります。
    また、詰め物や被せ物も壊れやすくなります。
  2. 顎関節症
    顎の筋肉や関節に長時間の負担がかかるため、顎関節に負担がかかる可能性があります。
    そうなると、顎の痛み、開閉時の音、顎の動作制限を受けるなどの症状が現れます。
  3. 頭痛や肩こり
    顎の筋肉が緊張することで、こめかみや頭、首、肩の筋肉にも影響が及び、頭痛や肩こりが頻繁に起こることがあります。
  4. 歯茎や歯の痛み
    歯根や歯茎に圧力がかかることで、負担がかかり、痛みや炎症に繋がります。
  5. 睡眠の質の低下
    睡眠中に無意識にくいしばりを行うことで、睡眠の質を悪化させ、結果的に疲労感や集中力の低下に繋がります。
  6. 歯の感覚過敏
    エナメル質の摩耗や歯茎に負担がかかる事により、歯が冷たいものや甘いものに過敏になる危険性があります。

くいしばりの対策とは?

ではくいしばりの対策は、どのようにしたらよいでしょう?

1.ナイトガードの使用

  • 夜間のくいしばりには、ナイトガード(マウスピース)が効果的です。
    歯を保護し、くいしばりによる歯の損傷や顎の負担を軽減します。

2.ストレス管理

  • くいしばりは、ストレスや緊張が大きな要因となるため、ストレスを軽減することが大切です。
    リラクゼーション法や趣味、運動、瞑想などのストレス管理法を取り入れましょう。

3.筋肉のリラックス

  • 顎や顔の筋肉をリラックスさせるために、顎の筋肉のストレッチやマッサージも有効です。
    特に頬の筋肉や顎周辺のマッサージを定期的に行うことで、筋肉の緊張を緩和させる事ができます。

4.姿勢の改善

  • 長時間のデスクワークやスマホの使用は、顎首、肩に負担がかかりやすいため、正しい姿勢を意識することが重要です
    椅子やデスクの高さを調整するなどして、体に負担をかけない環境を整えましょう。

5.噛み癖の改善

  • 日常生活で無意識に強く噛む癖がある場合、食事中以外は歯を噛まないように意識することが大切です。

6.歯科検診

  • くいしばりによる歯や顎の損傷が進行する前に、歯医者での定​​期検診を受けることも大切です。
    初期段階での対策が、長期的な歯のダメージを防ぎます。

7.リラックスできる睡眠環境を整える

  • 良質な睡眠は、くいしばりの予防にとても効果的です。
    寝具を見直し、できるだけ寝室の環境を整えてみましょう。
    リラックスするために、寝る前にホットタオルで顔や顎を温めるのも効果的です。

くいしばりまとめ

いかがでしたでしょうか?

くいしばりはストレスや環境が原因でなることが多いため、なるべくリラックスするような状態に自分を置くことが大切です。
自分なりのリラックス方法で緊張を解き、くいしばらない生活を心がけていきましょう!

本日もお読みいただきありがとうございました。

パーソナルジム|ワイズジム恵比寿・明大前
代表 山崎

執筆者:sho.yamazaki