みなさん、こんにちは。
恵比寿のパーソナルジム
ワイズジムの代表、山崎です。
みなさん、こんな話を聞いたことはありませんか?
「夜遅くに食事を摂ると太る」
これは昔から言われ続けていることです。
夜遅くの食事は太ると何となくは把握していても、実際にどんなメカニズムで太ってしまうのか、知らない人も多いはずです。
そこで本日は【深夜の食事が太る理由】について、パーソナルトレーナーの視点で解説していこうと思います。
深夜とは?
そもそも夜遅い時間。
深夜とは何時を指すのでしょう?
「深夜」とは、地域や文化により深夜の区切り方が異なることもあるのですが、一般的に、午後12時(正子夜)から午前6時までの時間帯を指します。
深夜の食事はなぜ太る?
それでは、深夜の食事はなぜ太るのでしょうか?
それぞれ見ていきましょう。
①代謝の低下
通常、夜間は身体の代謝が低下する傾向があります。
これは就寝中に基礎代謝が低下するためです。
この代謝が低下している状態で食事を摂ることで消費されるエネルギーが減少し、余剰のエネルギーが脂肪として蓄積されやすくなってしまいます。
②活動レベルの低下
夜間は通常、活動レベルが日中と比べ大幅に低下します。
夕食後にすぐ寝る場合、そのエネルギーを使って活動する機会が限られるため、余分なエネルギーが蓄積されやすくなります。
③血糖の影響
夜間に大量の糖分や高GI(グリセミック・インデックス)の食品を摂ると、急激な血糖上昇が起こり、それに伴って急激なインシュリンの分泌が引き起こされることがあります。
これが繰り返されると、インシュリンの過剰分泌が脂肪蓄積を促進する可能性があります。
④寝る前の胃の消化
寝る前に大きな食事を摂ると、胃がその食物を処理しようとするため、寝る前にエネルギーの利用が限られ、脂肪として蓄積される可能性が高まります。
深夜の食事まとめ
いかがでしたでしょうか?
上記の理由から、深夜の食事は気をつけないと、脂肪を貯める原因となってしまいます。
ただし、深夜に食事を摂ること自体が必ずしも太る原因となるわけではありません。
最も重要なのは、摂取するカロリーや栄養素の種類、全体の食事摂取量、運動習慣などです。
健康的な食事習慣を心がけ、バランスの取れた食事を摂ることを意識できれば、深夜の食事も、体重増加には直結しません。
バランスの良い食事と適度なトレーニング習慣を身につけて、太りにくい体を作っていきましょう!
本日もお読み頂きありがとうございました。
恵比寿パーソナルジム
ワイズジム代表 山崎