パーソナルジム|ワイズジム恵比寿

パワー向上トレーニングの変数

みなさん、こんにちは。
恵比寿のパーソナルジム
Y’s gym & beauty
(ワイズジム&ビューティー)の
代表、山崎です。

本日は少し難しい議題。
パワー向上トレーニングの変数について
お話ししたいと思います。

ちょっと難しいので、
頑張ってみていただければ、
嬉しいです。

パワーとは?

トレーニングや物理の世界でのそもそものパワーとは
【力✖️スピード】で表されます。

例えば、100キロの重りを
2秒かけてあげる人と
1秒であげる人とでは
1秒であげる人の方がパワーがあるということになります。

パワー向上に重要な役割を果たしている要素として
RFDというものがあります。
これは単位時間あたりの筋力の増加率を示し、
「力の立ち上がり速度」と訳されます。

意外なことに
高負荷・低速でのトレーニングは
最大筋力は向上しますが、RFDは改善しません。
逆に低負荷・高速でのトレーニングでは
RFDの改善が可能となります。

パワー向上トレーニングの変数

変数とはスピードやセット数、重量など
トレーニングの中で変える負荷のことを指します。


パワー向上トレーニングの基本的な考え方は
筋力と筋収縮スピードを向上させることになります。

強度

パワー向上トレーニングでは
実際の生活やスポーツで発揮される
パワーに似ている強度で行うのが大切です。

つまり、どの場面でパワーを出したいのか?
によって強度が変わってきます。

スポーツであれば、
初速なのか、中盤なのか?
など戦略立てることが大切です。

スピード

パワー向上トレーニングでは常に
最高速度で動かすことが大切です。

また、スピードをコントロールすることでも
強度を変えることが可能となってきます。

回数

単発的パワーか?(一度きりで力を出す)
連続的パワーか?(継続して力を出す)
で変わってきます。

単発的パワーの場合は、
・高負荷で短いインターバルを挟みながら

連続的パワーの場合は
・低負荷で爆発的かつ、連続的に行う

上記のような
回数となります。

セット数

疲労などを考慮するのを前提として
通常は3〜5セットを基準とします。

インターバル

パワー向上トレーニングでは、
常に最大スピードで動かしたいため
インターバルは2~5分ほど取り
疲労の影響が出ないようにしたいです。

頻度

通常は週3〜4の頻度で1日か2日おきに
トレーニングするのは望ましいです。

ただ、神経系の疲労は筋肉よりも
回復に時間がかかるため、
少し長めにしても大丈夫です。
週1回程度でも筋力の維持は可能です。

まとめ

上記のような変数を操作することで
最終的にパワーが飛躍的に向上して
いきます。

いかがでしたでしょうか?
本日は一般の方向けというよりは
少し専門的な分野だったため、
いつもよりも難しかったと思います。

トレーナーは、こういう考え方をして
メニューを組んでいるんだよ。
というのが少しでも伝われば嬉しいです。

ただメニューをこなすだけでなく
かなり考え作成しています。笑



本日もお読み頂きありがとうございました。

恵比寿パーソナルジム
Y’s gym & beauty
(ワイズジム&ビューティー)
代表 山崎






執筆者:sho.yamazaki